U.S.A.鉄道旅2日目〜その2(2012年9月某日)

放置しているうちに、もうGWになってしまった。
昨年9月のことだから、もう半年前の話になってしまった。
日記と地図と写真を見ながら必死に思い出そうとしたものの、記憶が薄れてきてヤバいと思った。
それでは、U.S.A.2日目〜その2。

●U.S.A.2日目〜その2(2012年9月某日)
列車:サクラメントソルトレイクシティー
列車に乗り込んだら、到着まで延々と車窓を見て、食事して、寝るの繰り返し。サクラメントを出ると次第に都市から離れていき、コルファックスという駅に着き、どんどん山中へと入っていく。何度もカーブしながらシェラネヴァダを越えていく景色は非常に良く、ぼぉーっと見とれているうちに頂上のトンネルまで来てしまった。夕方頃にカジノの町リノに着き、食堂車で夕食を取って就寝。寝ているうちにソルトレイクシティーを通過してしまった。自分より若干年上のサラリーマンっぽい人と夕食を食べたが、鉄道が好きでこの路線に8歳の頃に一人で乗ったとか、サウスウエストチーフ号がお薦めみたいなことを言っていた(正直英語が分からなかったが、自分中では勝手にこのように解釈した)。

(シェラネバダ越えの画像)

ちなみに後日談だが、日本に戻ってきて列車待ちの間に、岩倉使節団について書かれた本を書店でふと購入してみた。

岩倉使節団 誇り高き男たちの物語 (祥伝社黄金文庫)

岩倉使節団 誇り高き男たちの物語 (祥伝社黄金文庫)

この使節団もサンフランシスコからシカゴまで鉄道に乗っており、当時に蒸気機関車で冬のシェネヴァダ越えをしたのかと思うと、大変なことであっただろうと思う。著者の方も使節団のルートを辿られて、よく書かれたものだと思った。思わず一気に読みきってしまい、次はヨーロッパに行きたくなった。
そして、毎度のことだが自分は行った後にそうだったのかというパターンが多い。先にもっと歴史を知ったり情報を集めておれば、もっと楽しめたのかもしれない。